【Oracle】動的パフォーマンスビュー
動的パフォーマンスビューは、インスタンス起動時から収集されたシステム統計や待機イベント等を保持している仮想表です
表名が「V$」接頭子で始まるので「V$(ブイダラー)表」と呼ばれます
「V$FIXED_TABLE」ビューを検索する事で、利用できるV$表をリストアップできます
システム統計
V$表 | 説 明 |
---|---|
V$STATNAME | 全システム統計の名前・統計番号・クラス |
V$SYSSTAT | インスタンス起動時から収集されたシステム統計の累積 |
V$SESSTAT | 各セッション開始時から収集されたシステム統計の累積 |
V$MYSTAT | 現セッション開始時から収集されたシステム統計の累積 |
V$SGASTAT | インスタンス起動時から収集されたSGA使用率の累積 |
待機イベント
V$表 | 説 明 |
---|---|
V$EVENT_NAME | 全待機イベントの名前・イベント番号・パラメータ |
V$SYSTEM_EVENT | インスタンス起動時から収集された待機イベントの累積 |
V$SESSION_EVENT | 各セッション開始時から収集された待機イベントの累積 |
V$SESSION_WAIT | 現在待機しているセッションの待機イベントの情報 |
事前準備
V$表を検索するには、下記のスクリプトを事前に実行しておく必要がある(1度のみ)
このスクリプトにより、V$表やデータディクショナリのパブリックシノニムが作成されます
ORACLE_HOME下の「rdbms\admin\catalog.sql」